クラブ事情
イギリスと言えば、クラブで有名、ですよね。
あれ、そうじゃありませんか?
ロンドンを旅行や留学で訪れるヨーロッパ人は、概して「イギリスのクラブはおもしろい!」と褒め称える人が多いです。
それにアメリカにあるちゃちいクラブより、ヨーロッパの粋を凝縮したイギリスのクラブ・ミュージックは、最先端だといううわさもあります・・・。
本当かどうか知りませんが、イギリスでは、いわゆるナイト・クラブはたくさんあります。
冬になれば、日照時間が非常に短く、夕方の4時ともなれば、真っ暗になってしまうので、夜の遊びが工夫を凝らされたものになるのもわからないではありません。
仕事・学校が終わった時刻には、すでに日は沈んで夜になっているのですから、なんとかナイトライフを充実させないと、人生楽しくありません。
まあ、そんなわけで(?)イギリスにはどこにでもクラブがあるわけなのです。
ではロンドンのクラブとはなんぞや、と言う定義を最初に。
夜の10時くらいにオープンする酒が朝まで飲める場所。
それにDJが入ってダンスフロアがつけば、立派なクラブです。
ここまでは日本と一緒。
何が違いを出しているかと言えば、さまざまな細分化されたクラブが本当にたくさん存在していることでしょうか。
1.お値段
2.音楽
3.場所
4.客層
などのポイントにより、よりどりみどり!
ですから、自分好みのクラブを見つけられたら、ロンドンでナイトライフを充実させることができるわけです。
おもしろいので少し詳しく書いて見ましょう。
まずお値段。
お値段は大体5ポンド〜20ポンドでしょうか。
もっと安かったり高かったりするのもありますが、平均としてはこのようなものでしょう。
5ポンドだと、ダンスフロアとバーはひとつしかなくて、小さなハコであることが多いです。
場所も辺鄙なところにあったり、音楽もポップソングをかけてしまったり、とにかく踊れて酒が飲めれば何でもいいという感じ。
15ポンドも払えば、かなり面白いところにいけます。
ダンスフロア、バーは2,3個あることが多いですし、DJもフロアごとに違ったジャンルの音楽をかけてくれます。
そのDJも、わりと「アーティスト」と呼べるレベルの方がプレイされることが多いですね。
まあ、これだけのお金を払ってきているわけですから、来ている人達もどちらかというと厳選された音楽で踊ることを目的に来ている人が多い気がします。
逆にお金持ちしか行かないようなクラブで、音楽よりデコレーションが立派なところもありますけれど。
次に音楽。
これはもう、私の口からは語りきれません。
本当にめちゃくちゃ細かくて。
テクノ、トランス、ドラムンベース、ロック、R&B、ヒップホップ、ジャズ・・・・などがさらに細かく分けられています。
まあ音楽好きの方ならお分かりでしょうが、ただ「ロック」といわれても、アメリカン・ヘヴィロックなのか、ブリティッシュ・ギターポップなのかで事情はだいぶ違ってきます。
そんなマニアな人達のニーズに答えるためにも、多種多様な音楽の細分化がおこなわれているようです。
自分好みのクラブを探し当てる方法として、DJさんがあります。
自分の好きなジャンルのDJさんの名前さえわかっていれば、その人がプレイするクラブに行けばいいのです。
あとはクラブによって、大体音楽のポリシーがあったりしますからそれを頼りにするという手もあります。
それからイベント。
月に一回、隔週などで開かれるイベントでは、大体同じ系統の音楽が流れます。
主催者は同じ人ですから、その人達のセンスを信じることができれば、そのイベントははずれが少ないでしょう。
クラブやイベントごとにウェブサイトがあることが多いので、まめにチェックしていれば面白いものを見つけることができそうです。
次は場所ですね。
ロンドンでは簡単に言うと2つくらいしか分けられません。
セントラル型か郊外型です。
ようするに中心地の盛り場か、少し真ん中から離れて一見何もなさそうなところです。
そこで。
ロンドンの人達はセントラルを馬鹿にしている傾向があると思います。
ようするに中心地にあるクラブなんて、観光客向けで規制も厳しいし、大して斬新なものなんか何もない!といったところでしょうか。
確かに一昔前に盛り上がったレイブ・パーティーほどとクレイジーさはどこにもないんですけどね。
観光客=田舎者もやっぱりたくさんいるわけでして。
ナンパ目的の人達が集まる悲しいクラブもあるわけでして。
まあでも中心地の「お値段のはるクラブ」のなかには素敵なものもあります。
音楽より雰囲気重視でバーみたいな感じがしますが。
郊外にいけば結構面白いクラブがたくさんあります。
踊りたい人、パーティーを楽しみたい人のためのクラブ。
ぶっちぎれている方が多いのも確かですが。
すごくエキセントリックなお洋服を着ていたり、お薬かお酒で頭がぱっぱらぱーになっていたり、まあクラブですから普通なんですけど。
こういったクラブに集まるのは、地元の人ではない気がします。
ロンドン南部であったイベントに東に住んでいる人が来ていたり、東のイベントに北部から来ていたり。
遠いところから人が集まってくるのは、そのイベントが楽しいからではないでしょうか!?
最後になりましたが、客層です。
意外と重要です。
年齢、階級、ファッション、などは人それぞれ好みがありますのであえて言いませんが。
「何をしにクラブに来ている人なのか」といったことは、少し問題があります。
友達と一緒に遊びに来た
踊りたい
酔っ払いたい
楽しみたい!
と言う人達の多いクラブは健全です。
みんな勝手に楽しむこともできるし、なんなら一緒に楽しむこともできます。
ただ
ナンパしにきた
と言う雰囲気があふれているクラブにはお気をつけください。
たまに「ただで踊っている女に触れるから」なんて勘違いしている人達もおられます。
自分ひとり(もしくは自分達だけ)では、楽しむことのできない寂しい人達なのです。
まあ、そんなこんなです。
でも一般的に言って、ロンドンにあるクラブは楽しいものが多いと思います。
選択肢もいろいろありますし。
イギリスも地方となってきますと、ナンパ会場みたいな気持ちの悪いクラブしかありませんから、ロンドンは特別なのだと思います。
時間とお金と体力があれば、自分の好みに合った楽しみ方ができるのです。
ぜひ一度お試しくださいね。